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民族紛争 岩波新書 新赤版1431

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2013年第1刷。月村太郎 著。この当時にて、6つの事例を挙げ、そして民族紛争を理解するための補助線を引き、読者とともにその咀嚼を行っていく。そういう岩波新書です。6つとは、スリランカ、クロアチアとボスニア、ルワンダ、ナゴルノ・カラバフ、キプロス、そしてコソヴォです。
 それこそ令和における日本人にとって、ウクライナに侵攻したロシアは、なぜ侵攻などということをするのか?と疑問をもつわけですが、その地域の歴史と政治と国境線の変化、人々が同質と感じる異質と感じる境目は何か。などの経緯を知らずんば、語るを得ず、ということですね。なんでも知ることは重要ですよ。誠に。
 民族、という用語の扱い。本書は最初にまず「民族」「紛争」「民族紛争」というワードの扱いに言及しており、信頼のおける手つきです。

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